「この会社良い会社ですよ」と言われて紹介された企業でも、転職コンサルタントにとっては良い会社かもしれませんが、自分にとって果たして良い会社か、判断基準に迷うことはないでしょうか。
面接では調子のいい事を言っても実際働いてみると給与も上がらないし、実際の条件は悪かったなんてことはよくあります。
そんな入社後のギャップを埋めるために管理人が有効だと思うのが財務諸表を見ることです。
よく数字は嘘をつかないと言われますが、財務諸表や四季報は嘘をつきません。
売上げは企業活動の源泉です。売上げが伸びている企業は業績も伸びており社内に活気が溢れているか企業が多いです。また成長が著しく伸びている会社はポジションもどんどん出てくるため活躍をすれば昇進ができる可能性も高いです。
その一方、入社時から翌年、数年後は全く違う景色にいることもあり、その成長に自分がついていけないと厳しいと言えるでしょう。
売上げが伸びている会社には利益率を見ておく必要もあります。売上げが10倍となっているにも関わらず利益は変わらない企業はあまり経営が楽ではなく無理な営業で売上げを伸ばしている可能性が高いです。
利益率が高いビジネスは業界に競合が少ない、または圧倒的に一位をとっている企業の特徴です。
判断基準として数年間継続して売上高の10%を純利益として残していればある程度安定した事業基盤のある会社と判断して良いでしょう。
また、同時に気をつけなくてはいけないのが借金です。売上を上げるためにお金が多く必要になる(借金体質)ビジネスは安定性が危ないです。
借金体質
例:不動産、建設会社、ディーラー